創造都市キタ/扇町創造村 実現のために
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創造都市キタ プロジェクト
Project08(12年)
「梅田東(芝田・茶屋町・鶴野)
ファッションタウン」
Project07(11年)
「パークアベニュー活性化計画」
Project05(09年)
「商店街モバイルIT化事業計画」
Project04(08年)
「大阪駅前ビル活性化計画作成調査」
大阪駅前ビル活性化計画作成調査
Project03(07年)
「東梅田・中崎・北天満レトロストリート」
東梅田・中崎・北天満レトロストリート
Project02(06年)
「繁盛亭・天神橋筋商店街調査」
繁盛亭・天神橋筋商店街調査
Project01(05年)
「老松西天満アートストリート」
老松西天満アートストリート
   
  (41)★■プロジェクト07(2011年度)《地域連携》【パークアベニュー活性化提言】2012年3月〜5月
 
2013/10/10
  (41)★■プロジェクト07(2011年度)《地域連携》【パークアベニュー活性化提言】2012年3月〜5月
http://www.cckita.jp/project07.html
2011年度 パークアベニュー活性化提言 プロジェクト調査報告書((財)大阪市北区商業活性化協会商店街調査研究支援制度2011年度報告書)2012年3月
はじめに−「パークアベニュー活性化計画プロジェクト」策定および公開にかかる調査研究について
 現在北区は、今後2012年までに、JR駅前ビルの建て替え、三越・伊勢丹グループの出店、阪急の高層化、梅田北ヤード地区の大開発など、かつて駅前ビルがつくられた時に匹敵する大変動の時期を迎えます。このような激動を前に、商店街としても活性化計画を策定する時期にきており、キタの駅前開発を契機に設立された「(財)大阪市北区商業活性化協会」では、これまで、「大阪市立大学大学院創造都市研究科」と提携を結び、協働して「商店街調査研究支援助成金交付制度」を実施し、すでに7年目の実績となります。2005年度は「老松西天満アートストリート構想」、2006年度は「繁盛亭・天神橋筋商店街調査」、2007年度は「梅田東・中崎・北天満レトロストリート構想」、2008年度は「大阪駅前ビル活性化計画作成調査」、2009年度は「梅田東商店街IT化調査」、2010年度は「北区写真展プロジェクト」を行ってまいりました。(これまでの経緯は、http://www.cckita.jp をご覧下さい。)このようなことから、今回は、阪急東中通り商店街振興組合と(財)大阪市北区商業活性化協会・大阪市立大学大学院創造都市研究科が協働することにより、今後の活性化計画を策定・公開するプロジェクトをおこない、ここにその結果をまとめることができましたので、ご報告申し上げます。パークアベニュー堂山は、JR大阪駅・阪急百貨店東側にある堂山町交差点から、阪急東中通商店街、パークアベニュー堂山商店街、扇町協会、山西福祉会館を通り、扇町公園の中心に至る重要な通りです。扇町公園のまわりでは、北区役所、キッズプラザ大阪・地下鉄堺筋線・JR天満駅、天神橋筋商店街(天神橋4番街)と北区の中心的施設につながっており、まさに大阪駅から公園に接続する有利な位置にあります。
 本報告では、北区の活性化にあたっては、
@現在投資の進む大阪駅前(阪急、阪神、うめきた、ステーションシティ)
A北区の地域文化・地域商業・歴史の中心である天満・天神地域・天神橋筋地区
とをむすぶ東西交通流動の重要性を指摘し、そのためにもっとも有望な位置にあるパークアベニューの整備・および将来的には拡幅をおこなうことを提言することにより、北区の発展を展望するものです。

T.大阪市北区の現状(略)

U.駅前大開発の直前における北区の商業の現状−大阪=梅田駅から1駅いったところが元気(略)

1.北区の商店街の現状−全国平均からみれば健闘
2.類型化
3.活性化の兆しのある類型

V.なぜ回遊都市キタ構想なのか?−駅から人が広域に流動するオープンなまちづくりの重要性(略)
1.現状認識−大阪市北区は、2011〜2012年までに環境が激変しつつある!(略)
2.地価・地代の理論(略)
3.商業・まちづくりに関しての2つの考え方
駅前のような大開発をおこなう場合に2つの考え方がある。駅前だけで人の流動を閉じて、他に出さないか、外に流動が流れるようにして、まち全体を繁栄させるか、である。 (A)「ターミナルは囲い込んでまわりのまちと別の世界をつくる」(囲い込み型)
(B)「まわりに人が歩いていくことがまちを活性化させる」(まちづくり型)
北区のみならずこれまでの大阪における大規模開発では、「商業の根本は「人の流れを作る」ことである」という面が必ずしも考慮されてこなかった面がある。都市の魅力は個店の集積にあり、そのような「街を歩く楽しみ」が都市を活性化させるという大原則がある。以下いくつかの事例から説明していく。
4.大規模開発と周辺のまちづくり
これからは、「ビッグプロジェクト+まわりの歩き回れるまち」というまちづくりの法則の後半を本当に真剣に考える時期にきており、特にキタについてはそういうことがいえるのである。以下いくつかの事例から説明していきたい。
5.車交通に対して、ゆっくり「歩くまち」の重要性
6.商業・まちづくりの原則
7.住宅地に関して、静かな環境を整備するには?
8.キタの今後

W.東西流動の重要性(1)−うめきたの構造とレトロストリート構想
1.うめきたの構造と地域・・・東西のメインストリート「賑わい軸」の接続と延長
2.賑わい軸延伸が、レトロストリート構想

X.東西流動の重要性(2)−阪急の東西コンコース構想
 実は、東西軸・東西流動を重視しているのは、うめきただけではなく、阪急も以下の東西コンコース構想で進めているところである。
【資料1】◎「東西コンコースが開通 阪急うめだ本店前、利便性高まる」(日経新聞10月3日)
【資料2】◎「ようやく混雑解消? 阪急梅田本店前の東西コンコース開通」(産経新聞10月2日)

Y.東西流動の重要性(3)−パークアベニュー活性化
1.阪急軸延伸が、パークアベニュー構想
まさにこの阪急の東西軸に接続するところが、パークアベニューである。パークアベニューはその先に扇町公園という大阪を代表する憩いの場所があり、ここへの流動を確保することにより、「うめきた第2期の緑街区」と東西にならべて、北区の「大公園都市構想」「パーク都市構想」となると考えられる。そこで、本報告書では、ここにパークアベニュー拡幅・整備計画を提言するものである。
2.これまでも提案されつづけてきたパークアベニュー活性化計画
現在の大阪市北区商業活性化協会の前身の一つである北区地域開発協議会でも、実に20年近く前から、このパークアベニューに注目し、整備計画を検討してきた。以下にその一旦を紹介する。
【資料3】◎『きた開発』1983年1月 6号(発行:北区地域開発協議会 わたしたちの街づくり) ◎一足早く、扇町<−−>御堂筋を結ぶ遊歩道誕生
【資料4】 ◎『きた開発』1983年1月 6号(発行:北区地域開発協議会 わたしたちの街づくり) ◎東部地域の機能分化を考える−再開発ネットワークの提言−
【資料5】 『きた開発』1984年7月 10号(発行:北区地域開発協議会 わたしたちの街づくり) ◎報告書完成「北区地域活性化のための計画」から
○東部地域の活性化は三つの拠点開発が基本
○望まれる歩行環境整備と交差点整備
○扇町公園の再整備は−東西交流の結節機能を
○公民協力 地区整備の典型として
○2千億円の゛都市再開発事業″国鉄コンテナーヤードとその周辺
○歴史にちなんで周辺整備−真田山公園と楯原橋
【資料6】◎『きた開発』1984年7月 10号(発行:北区地域開発協議会 わたしたちの街づくり) ◎パークアベニュー堂山商店会
【資料7】◎『きた開発』1986年10月 17号(発行:北区地域開発協議会 わたしたちの街づくり) ◎(21世紀の)扇町公園および周辺再開発計画 ◎扇町公園及びその周辺の課題について

Z.大阪市立大学大学院創造都市研究科の連携ととりくみ
1.プロジェクトの経緯
創造都市研究科は、このような設立趣旨から、実践的であり、また、大阪市立大学の多くの部局の中では、ただ一つ大阪市北区に立地しているとの経緯から、北区のまちづくりを応援することに勤めてきた。特に、重点研究として創造都市研究科が立地する大阪市北区を重視している。北区は、クリエイターや関連の学校が全大阪市の4割から6割が集中しているというポテンシャルを利用し、「創造都市キタ・扇町創造村構想(http://www.cckita.jp/ )」として活性化に取組んできた。特に、大阪市北区地域開発協議会の姉妹機関である「(財)大阪市北区商業活性化協会」との間に包括提携規約を締結し、北区内の商店街等の団体とともに、調査研究事業をおこなうとことなっており、これまでに以下の通り実施してきた。
1)2005(平成17)年度「老松西天満アートストリート構想」
2)2006(平成18)年度「繁盛亭・天神橋筋商店街調査」
3)2007(平成19)年度「梅田東・中崎・北天満レトロストリート構想」
http://shibata-shotenkai.com/retrostreet/
4)2008(平成20)年度「大阪駅前ビル活性化計画作成調査」
5)2009(平成21)年度「梅田東商店街IT化調査」
6)2010(平成22)年度「北区写真展プロジェクト」
2005年には、古美術商やギャラリーが約80軒集積する老松通りを「老松西天満アートストリート構想」として地元と当研究科をはじめ地元の小学校や芸大等の学校が連携して取組んだ。2006年には、地元商店街や町内会と連携して「繁昌亭及び天神橋筋商店街活性化に関する調査」を実施した。2007年には、戦災をまぬがれた古い家が残る中崎町へ北ヤードの東西のにぎわい軸からつながるルートを「梅田東・中崎・北天満レトロストリート構想」として、地元商店会・町内会と地域に集積する芸術系の大学や専門学校とともに、例えば授業の一環として各種イベントを開催したりするなど、人の流れをつくり地域を整備する構想に取組んできた。2008年度には大阪駅前ビルと連携し「大阪駅前ビル活性化計画作成調査」を実施した。2009年度は「梅田東商店街IT化調査」、2010年度は「北区写真展プロジェクト」を実施した(これまでの経緯は、http://www.cckita.jp をご覧下さい)。
2.東西流動調査(参考資料)
   
 
   
 
   
(財)大阪市北区商業活性化協会 / 地域内発協議会との連携プロジェクト
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